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2015年2月28日土曜日

ぼくの一人戦争 レビューというより感想 ※18歳以上の方を対象とした記事です

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徹夜でクリアしました。おそらく。隠しルートとかあるのかな?
いや、眠い。これから用事あるけど、眠い。
ぼくの一人戦争はるーずぼーい氏の新作です。車輪の国やG線上の魔王はもちろんプレイしていますので、久しぶりにドキドキしながら買いました。仕事終わりに、すぐインストールするのはいついらいでしょう?
公表されていた通り、ヒロインは一人です。プレイ時間は 9~11時間ほどですね。
クリア?してから オールスキップも試しましたけど、分岐はなさげ。

さて、感想ですが――面白かった!

まず三行で箇条書き。
  1. キャラがデフォルメされているとはいえ、悩みや葛藤が等身大の少年少女。
  2. 設定、舞台、登場人物をフルに活用した伏線やテンポのよさ 。
  3. やっぱりドキドキさせてくれて、徹夜させられた最高の作品。

じゃあ、買おうかなと思った方はご注意を。車輪の国やG戦場の魔王とは少しだけ毛色が違います。
るーずぼーい氏のwikipediaにも書かれていますが、どんでん返しさせる手法が特徴だと思ってる方は多いでしょう。そこに関しては心配しないでください。もちろん惜しげなく出てきます。
ただ、今回はそれは薄目に感じました。もちろんありましたが、上記で挙げた二作品に比べると……。
被っているのもあって推測できるというのもあります。あとは、私が一番驚いたのが終盤ではなく中盤だったところですかね。設定に感心してしまいました。
ですが、他にも驚かされましたし、とても面白かった。これは誤解されてしまいそうなので先に書いておきます。過去作に負けないほど、十分に楽しませていただきました。
やっぱり、徹夜のせいですかね。眠気は思考を奪います。これが寝言ぐらいに捉えていただけると幸いです。

話を戻しますが、薄目に感じるかどうかは個人差があると思いますがね。今まで楽しく騙され構えていたせいか、わかってしまったというのもあります。
車輪の時はマジかよぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお、みたいなラノベで言うなら半ページぐらい驚きで埋め尽くすような感覚で、 G線のラストは夜中に背中を叩かれるみたいな衝撃でしたから、どうしたって期待してしまいますし、注意して読んでしまいました。
初作品なら絶対楽しめますよ! 分量も少なめですし!

舞台設定ですが、今作は「会」という 架空の世界で戦いながら主人公たちが成長していくストーリーとなっています。え、ファンタジーかよ、という心配は必要ないかと。
車輪の設定のようなエッセンスです。すごい詠唱とか出てきません。それはそれで面白そうですけどね。
キャラは近いです。創作の人物というより、いてもまあ可笑しくないと思えるような人ばかりです。
だからこそ、盛り上がりましたね。情報の見せ方が巧いなあやっぱり。
キャラの目的、望み、夢が本当に誰にでも共感できる当たり前なんですよ。
海賊王に俺はなる! とか、正義の味方になるんだ! とかじゃないんです。
恐怖や憎しみや嫉妬、そういった感情の起伏をこれでもかとキャラや舞台を使って見せつけてきます。設定をフルに活用してます。
ヒロインはまた印象的ですよね。アザトイ。
ルートが一本なので、ずっとるみちゃん が支えてくれます。癖があってあきません。

勢いのあるシナリオは健在です。ええ、勢いつきすぎて盛大に転ばせてきます。反則ですの。
BGMもいいです。だいすきです。

何が書きたいのかわからなくなってきました。
ええっと、面白かったのと、キャラの作り込みが繊細で、設定がずっと使われているくらいかな。
 EDのスタッフロールはドキドキしてみました。仕方ないです。ねえ?

すっきり終わったのですが、気になることというかもう少し見たかったというのはあります。
FDは半年後発売ですかね?

何にせよ、次回作を心待ちにしております。

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